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今年12月公開予定のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』の予告編が公開されました!

http://www.youtube.com/watch?v=5slbuWpZwjg&feature=player_embedded




バックに流れているのは、ファンティーヌ役アン・ハサウェイが歌う "I Dreamde a Dream"。情感をたたえ、ファンティーヌの深い絶望が伝わってくるようです。

もうこれを見るだけでも涙が出そうです~~。映画ならではのダイナミックで臨場感あふれる映像にも期待したいですね。

トム・フーパー監督
キャスト
 ジャン・バルジャン: ヒュー・ジャックマン
 (ブロードウェイ・ミュージカルでトニー賞主演男優賞を受賞してます。)
 ジャベール: ラッセル・クロウ
 ファンティーヌ: アン・ハサウェイ
 コゼット: アマンダ・セイフライド
 (ミュージカル映画では『マンマ・ミーア』でソフィ役。)
 エポニーヌ: サマンサ・バークス
 (ロンドン舞台版でエポニーヌ役。
 『レ・ミゼラブル25周年コンサート』でも同役。)
 マリウス: エディ・レッドメイン
 アンジョルラス: アーロン・トヴェイト
 (舞台『ヘアスプレー』『ウィキッド』『レント』などに出演。)
 テナルディエ: サシャ・バロン・コーエン
 マダム・テナルディエ: ヘレナ・ボナム=カーター
 司教: コルム・ウィルキンソン
 (ロンドン・オリジナル・キャストのバルジャン。
  コルムさんが出るのうれしい~。)

ご覧のとおりの豪華キャスト。歌唱力も期待できます。

『オペラ座の怪人25周年記念公演』でラウル役を演じたハドリー・フレイザー(ロンドンのレミゼ舞台版ではジャベール役)をはじめ、ウエスト・エンドで活躍するミュージカル俳優もたくさん出演するようです。なんて贅沢!

映画公開の今年後半から、新演出版の舞台が上演される来年は、自分の中でレミゼ一色になりそうです。

実は、去年原作の英語版に挑戦したのですが、35%であえなく挫折。聞き読みなら読めるのだろうか?!

Les Miserables: Complete and Unabridged (Signet Classics)Les Miserables: Complete and Unabridged (Signet Classics)
(1987/03/03)
Victor Hugo


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2012.05.31 / Top↑
映画『ジェーン・エア』の公開に合わせて、原作を読み始めました。

Jane Eyre (Penguin Classics)Jane Eyre (Penguin Classics)
(2006/08/15)
Charlotte Bronte


GRで読んだ古典ものの中でも大好きで、原作のペーパーバックを買って本棚に飾っておき、Kindleを買ったときも即ダウンロードし、そのうち挑戦!と思いつつ未読のまま時が過ぎ・・・。

映画が公開される今読まずして、一体いつ読むのだ!

聞き読み、いくぞー!

Audibleにはいくつか音源があるのですが、"Jane Eyre" は一人称ですから、ナレーターの声がJaneのイメージに合ってなきゃいけません。サンプルを聞き比べレビューを読んで、Lucy Scottoさんの朗読を買いました。

30%まで来ましたが、雰囲気があっていい感じです。

で、ここからが本題なのですが、聞き読みってすごーーーく楽チンです!

たぶん、何を今さら、ですよね。(^^;; でも私にとっては、聞き読みのこういう醍醐味を味わったのは初めての気がします。

総語数18万語。わからないところを気にしてたらなかなか読み終わらないので、朗読を止めたり、辞書を引いたりせず、ひたすら前に進んでます。止めるのは、読んでる(聞いてる)つもりが、ほとんど眠ってたときだけ。

古典作品ですから、もちろん見慣れない単語てんこ盛りです。言い回しも古いです。音がなかったらつっころびながら読んでいたでしょう、きっと。

でも、とにかく音の流れについて行くと、わからないところなんて全く気にせずすっ飛ばせるのです、これが。わからないはずのところも「なーんとなくこんな感じ?」というアバウトな感覚でわかってしまう(気がする)。

知らない単語もきれいに発音してくれるし、流れるように読まれたかと思うと、意味の切れ目で音も切れる。このリズムに乗って読んでいけばいいので、意味がストーンと落ちてくるのです。

このリズムは、気持ちよく読む上でとても大事です。

うまく波に乗ってる感じ、とでも言いましょうか。スイスイスイっと、多少の大波が来てもうまく乗りこなせている感じです。

もうほーんとに心地よくって(笑)。いいのか?ワタシ、こんなに楽して?!
(もちろん、音のおかげ。)

音なしで読むときも、頭の中にこういう音のリズムを作れればいいのですよね。そういう意味で、シャドーイングは読むことにもかなり有効なんじゃないでしょか。

そうはいっても、なかなかできないのですけどね。(^^;;;

2012.05.28 / Top↑
"Flambards" シリーズ4部作の第1巻です。以前は品切れだった時期もあり、ようやく読むことができました。はまりましたー!!

シリーズ中、第2巻の"The Edge of the Cloud"が1969年度のカーネギー賞を、1~3巻が3部作として1970年度のガーディアン賞を受賞しています。

Flambards (Oxford Children's Modern Classics)Flambards (Oxford Children's Modern Classics)
(2004/01/01)
K. M. Peyton


★★★★★

第一次世界大戦前のイギリス。孤児の Christina は、おじの Russel に引き取られ、田舎にあるフランバーズの大邸宅で暮らすことになる。

馬と狩猟だけが人生の全てというおじ。残忍で暴君のようにふるまう。その血を引き、乗馬がうまいが傲慢で自己中心的な長男 Max。馬も狩もきらいで父親に反発し、飛行機に夢中の次男 William。忠実で心やさしい馬丁の Dick。

昔は一財産あった Russel 家だが、今は零落し屋敷は荒れている。慈悲の心を持たないおじが Christina を引き取ったのは、彼女の両親が残した莫大な遺産目当てで、長男とChristina を結婚させようという魂胆があるからのようだ。

Christina は、この人間関係のただ中に、そして時代の大きな激流に巻き込まれていく。

Flambards シリーズは児童書(YA)ですが、大人にも十分すぎるくらい読み応えがあります。

まず第1の魅力。おじと次男 William の対立を通して、時代の大きなうねりが活写されています。古いものにしがみつき、そこにしか価値を見出さない人間と、知識欲旺盛で時代の先端に立ちたいと願う息子。馬から車、飛行機へと、文明の歴史が動いているのを肌で感じられるのです。そんな時代の転換点にいて、人々は人生をどう生きようとするのか?

そして2番目に、Christina の生き生きとした等身大の魅力。ずっと家の中で生活してきたため、無知で世間知らず。「優等生」でなく、後ろ向きの感情だって持っている。だけど真っ直ぐで、意思が強く、自分の人生の手綱は自分で握ろうと行動します。ヒロインの成長していく姿はすがすがしいものがあります。

3番目は、端正な文章。英国田舎の風景や、当時の大地主の暮らし、主人公のきめ細やかな心理描写がそれは美しい。

(ただし英語は、児童書としてはかなり難しいと思います。私の主観ではレベル7。最初が特に入りづらいけど、何が起こっているかわかればあとは大丈夫。)

そして4番目は(これが読み手を引っ張ってくれるところなのですが)、ロマンスの行方!Christina が選ぶのは、果たして誰なのか?Max はイケメン、William は進取の気性に富み、Dick は内に秘めたるものを持ってる男。

1巻だけでもかなり大人な展開だったのに(ヒロイン、まだ12~16歳なんですけどね)、まだまだ先は長そうだし、戦争が待ち受けていますから、果たしてChristina の運命やいかに?

波乱万丈の予感です!早く2巻が読みたい!!

2012.05.25 / Top↑
iPod touch でオーディオブックを聞いています。

Audibleアプリもあってダウンロードが簡単だしいいのですが、操作は使い勝手悪いですよね。停止や巻き戻し、いちいちロック解除しなきゃならないのがめんどくさい。

リモコンつきのイヤホンを使えばいいとTwitterで情報をいただいて、なるほどと思っていたところ、絵本の会のときにSONYのがいいと教えていただきました。amazonでレビューを見て、評判よさそうなのを買ってみました。

これが大当たりだったのです!

SONY iPhone/iPod用リモコン付きヘッドセット XB41IP ブルー MDR-XB41IP/LSONY iPhone/iPod用リモコン付きヘッドセット XB41IP ブルー MDR-XB41IP/L
(2011/04/21)
ソニー


マイクも一体になったヘッドセットです。

ハイブリッドイヤーピースがSS~Lの4サイズついてます。耳穴が小さいらしく、他メーカーのものはSSサイズでも耳からポロっと外れることが多かったのですが、これはどうだろう?

つけてみてびっくり!何?このフィット感!!耳栓をしたかのごとくすっぽり収まり、耳から外れることが激減したのです。うれしい~。サイズはSでちょうどでした。

当然遮音性も高く、車の多い通りや電車の中、店内放送がかしましいスーパーの中でも朗読がちゃんと聞こえます。これまで持っていたものは、遮音性が高いというレビューを見て買ってもイマイチだったので、これは感動です。

より遮音性が高くなるというノイズアイソレーションイヤーピースなるものもS~Lの3サイズ付いてますが、ウレタンフォームが入っている分、Sサイズだとちょっと大きいみたいで、こちらは合いませんでした。

リモコンは、センターボタンで一時停止、再生、巻き戻し/早送り、前の曲(チャプター)/次の曲への頭出し、なんでもできて賢い!でも、小さいので間違えて音量ボタンを押してしまうことも。クリックの回数とか長押しとか、慣れが必要です。

リモコンの位置は、Y字型ケーブルの左上の方にあります。マイクつきだからその位置なんでしょうけど、手探りになるので操作はしにくいです。ここだけがちょっと残念。iPodだからマイクいらないんですけど・・・。

音にうるさい方ではないけれど、iPod付属のは音がスカスカで音楽を聞く気にはなれないし、低音の響くのがほしいので、値段的にも私にはちょうどでした。コストパフォーマンスは高いと思います。大事に使おうっと。

2012.05.23 / Top↑
【My Favorite Sendak】3冊目は、"I'll Be You and You Be Me" です。

I'll Be You and You Be MeI'll Be You and You Be Me
(2001/05/22)
Ruth Krauss


これも Ruth Krauss の作品に Maurice Sendak が絵を描いたもので、私にとってこの絵本は、"A Hole is to Dig" とセットなのです。

画風も同じで、子どもたちの様子がそれはそれは、ちまちまと愛くるしいんです!表紙を見ただけでも「可愛い~!」と叫びたくなりませんか?ベスト5に "A Hole is to Dig" とどちらを入れようか迷うほどです。

物語ではなく、Ruth Krauss が純真な子どもの世界を詩、散文にしたものです。

友達大好き!という気持ちだったり、豊かなイマジネーションの世界だったり、ほほえましく遊ぶ様子だったり。なんの束縛もない子どもたちの天真爛漫なこと!

大人が忘れてしまった大切な時代を、Ruth Krauss は、シンプルだけど心に響く言葉で紡ぎだしてくれるのです。

そして Sendak は、Ruth Krauss のテキストをさらに幾重にも描き、その世界を広げ、絵でたっぷりと語ってくれます。

モノクロの線描画ですが、子どもたちとともに風景が描かれている分、"A Hole is to Dig" より大きな広がりを感じさせて気持ちいい。

こうして書いてみると、私の貧相な文章力ではこの作品の良さが伝わらないのがもどかしい~~!是非手にとってごらんください!

2012.05.16 / Top↑
【My Favorite Sendak】2冊目は、"A Hole is to Dig: A First Book of First Definitions"。Ruth Krauss の文に Maurice Sendak がイラストを描いています。

A Hole Is to DigA Hole is to Dig
(1952/09/03)
Ruth Krauss


邦訳は『あなはほるもの おっこちるとこ』(わたなげしげお訳 岩波書店)。この邦題もリズムがよくて絶妙です。

私が子どもの頃住んでいた家の前に、ただっ広い空き地がありました。囲いもない原っぱだったので、近所の子どもたちは公園のように遊び放題。ある日誰が言い出したか、そこに「落とし穴」を作ろう!ということになったのです。

掘った、掘った!それはもうがんばりましたよ。子どものこととて落とし穴とまではいきませんでしたが、すり鉢状の大きな穴ができあがりました。

そのときの私たちにとっては、「掘る」ことだけが目的。ひたすら掘るのが楽しかった!誰かを落としてやろうなんて考えてたわけじゃなかった。まさに「あなはほるもの」だったわけです。

この絵本は、副題に"A First Book of First Definitions"とあるように、子どもたちの『ことばの定義集』なのです。

生まれて数年の彼らにとって、ことばの一つ一つは、大人とは意味が違うのが当たり前。知識が入ってくる前の子どもは、ただただ感性だけで生きてますよね。

そんな子どもたちにとって、「顔」とは、「手」とは、何かと言えば・・・

"A face is so you can make faces"
"Hands are to hold"
"A hand is to hold up when you want your turn"

だし、「お城」とは・・・

"A castle is to build in the sand"

なのです。

子どもって、すばらしく発想が自由で心が豊か!どのことばをとっても楽しくて、くすっと笑えて、中にはくーーーっと胸にくるものもあるのです。

そしてセンダックの絵がね、柔らかくまるっこい描線でとっても可愛いのです。本自体小型ですが、絵もちまちまと愛くるしい。子どもたちの無邪気で生き生きしていることといったら!

表紙と見返しだけが淡いグリーン。中は少し黄味がかった紙にモノクロの絵、茶色のテキストで実にシンプル。郷愁を誘うやさしさがあります。

Ruth Krauss と Sendak のコンビは、何冊もの作品を世に送り出していますが、Sendak は Ruth Krauss の子ども世界を最大限に描いて見せてくれ、最高のコンビだと思います。


2012.05.15 / Top↑
【My Favorite Sendak】1冊目は、"Very Far Away"。
"Where the Wild Things Are"の原型になっている作品です。

Very Far AwayVery Far Away
(2004/11/09)
Maurice Sendak



Where the Wild Things AreWhere the Wild Things Are
(1988/11/09)
Maurice Sendak


赤ちゃんの世話で忙しいお母さん。訊きたいことがあるのにかまってもらえない Martin は、変装して家出。自分の疑問に答えてくれる人のいる、とおいところ(very far away)へ行こうとします。

町で出会った動物たちも、みんな今の状況に不満。それぞれの理想郷 "very far away" を求めてたどり着いた先は…。

"Where the Wild Things Are" も "Very Far Away" も、瀬田貞二さん言うところの『行きて帰りし物語』です。お母さんに腹を立て、Max は "where the wild things are" へ、Martin は "very far away" へ行ってしまう。そこで経験したことによって怒りを克服し、お母さんのところへ戻ってくる。

"Where the Wild Things Are" では完成度の高いファンタジー世界が描かれますが、"Very Far Away" の方は、現実に密着していてリアリスティックなところが好きです。

"very far away" がどこかといえば、あらなんだ、そこなの?という感じ。それでいてなんだかシュールな味がします。それぞれのユートピアを論じるところは、ちょっと哲学的。物語をとおしてユーモラスで、ちょっぴり切ない。

ラスト、Martinがちょっとお兄ちゃんになっているのがすごく愛おしいんです。

2012.05.11 / Top↑