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本を読むってしあわせ~。

こんな気分にさせてくれたのが、"When You Reach Me" by Rebecca Stead でした。2010年ニューベリー賞受賞作です。

When You Reach Me (Yearling Newbery)When You Reach Me (Yearling Newbery)
(2010/12/28)
Rebecca Stead

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12歳の Miranda はニューヨークで母と二人暮らし。母に、テレビのクイズ番組出演応募の当選ハガキが届きます。録画撮りの日にちは1979年4月27日。去年、Miranda に届いた差出人不明のメモに書いてあったとおりのことが現実に。

Miranda に届いた謎のメッセージの内容が、少しずつ明らかになります。
「きみの友だちと、自分の命を救いに行く。」とはどういうことなのか?
一体誰が、何のために書いたメモなのか?

ミステリーをからませながら Miranda が語るのは、どこにでもある12歳の日常です。ニューヨークという危険と隣り合わせの街。突然口もきいてくれなくなった親友。新しい友だち。いざこざもある学校生活。奇妙なアルバイト。ほのかな初恋。繊細な子どもの心情が、淡々とした筆致で綴られます。

いくつもの謎が Miranda の日常にパズルのようにぴたりとはまり、終盤は一気に話が展開。ちょっぴり切なくハートウォーミングなラスト。

結末を知った上で、もう一度最初から読み直したい!!
こう思わせてくれる本はめったにありません。

ミステリーを盛り込みながら少女の成長を描き、読後感は爽やか。
Sharon Creech が好きな方にはかなりお勧めです!

実はこの作品、『本の本』でもあります。

この中で、Miranda の愛読書として頻繁に登場するのが、1963年のニューベリー賞受賞作 Madeleine L'Engle 著の"A Wrinkle in Time" です。

物語の中で重要なファクターになっているのですが、この作品については
次の記事で書くことにします。

2011.09.30 / Top↑
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